ごあいさつ
京都府立視力障害者福祉センターの所長をしております鎌部(カマベ)です。
視力障害者福祉センターは、昭和30年に開設し今年で70周年をむかえます。これまで931名の卒業生を送り出し、多くがあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格を活かし、施術所や医療機関、福祉施設、更には企業のヘルスキーパーなど様々な場面で活躍されています。
高い知識・技術を有するあはき師を養成するため、長年蓄積してきたノウハウと経験を活かして教育訓練の充実・強化を図り、国家試験において高い合格率を誇っています。資格取得後の就職支援においても、ハローワークや関係団体と連携し、企業訪問等行った結果、昨年度、卒業生2名がヘルスキーパーとしての雇用につながりました。
職員は、所内の人権研修や虐待防止委員会を通じて養成施設の教員としての力のみならず、障害者支援施設職員として人権意識の向上、スキルアップに努めています。
さらに、地域の皆様に視力センターを知っていただくため、あん摩やはり施術の臨床実習や無償あん摩奉仕の実施、健康講座等の開催、左京区民ふれあいまつりへの出展等に積極的に取り組んでいます。
視覚に障害があっても、センターで身に付けた技術や知識でもって自らの意思と希望に沿って生き生きと働き続けることができ、社会を支える一員として活躍される人材の育成に努めるとともに、地域に根ざした開かれた福祉施設として、教育およびサービス提供を充実させていきますので、一層のご支援、ご協力をお願いします。
(所長 鎌部 正信)
こちらで簡単な沿革を紹介しています。
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